おくらの栄養と健康効果

おくらの上手な活用

 

 

おくらは収穫するタイミング次第でまったく美味しさが変わってきます。美味しいおくらを選ぶポイントですが、できるだけ濃くて鮮やかな緑色のものを選んでください。産毛がちゃんと残っているのも新鮮な証拠です。切り口や部分的に茶色くなっていると古くなった可能性があるので避けましょう。

 

 

そして基本的には果実が小さめの方が味は美味しい事が多くなります。大き過ぎるものは育ち過ぎていて、苦味が出始めているはずです。とにかく小ぶりが無難で、柔らかい弾力があればOKです。

 

 

おくらの保存方法でポイントになるのは冷蔵庫に入れないということです。どうしても冷蔵庫に入れるなら、最低でも野菜庫にしましょう。もともと暖かいところで育つ野菜なので、5℃以下では低温障害を起こす事が多いようです。新聞紙などで包んで冷暗所におくのがベターで、食べる直前に冷やしてください。

 

 

切った後のおくらは傷みが早くなります。タッパーや密封袋に入れて冷蔵庫に入れて保存しますが、2~3日以内に食べきった方がいいでしょう。生のまま冷凍で保存する場合は炒め物などに使うようにしてください。その場合は、丸のままでも、刻んだ物でも大丈夫です。

 

 

ポイントは産毛をとる事、塩を振って軽くもむ事で、水気を拭き取ってバットに並べ冷凍してください。真空パックできればより理想的です。フードプロセッサーにかけてピューレ状で冷凍するのもOKです。